早期退職を目標にして貯蓄や投資など準備はしてきていましたが、実際は、まだまだ万全とはいえない状態で退職しました。
そして、私たち夫婦ふたりの退職が同じ時期になったのは想定外のことでした。
私の退職
私は、退職する1年前の4月に夫に相談、その後、上司に年度末で辞めたいと伝えました。
(理由があって、直属の上司よりも上の立場の人に伝えました。)
異動に振り回されたくなかった
採用から6回の異動をし、そのうち半分は高速道路を使っても片道の通勤時間が約1時間・・・
朝早く起きなきゃいけないのも辛かったし、仕事が終わってフラフラなのに通勤時間帯で渋滞している道を運転しなくちゃいけないのも怖かったです。
異動するかどうかも、異動先も、約1週間前じゃないと分からないし、異動になった途端、起きる時間・寝る時間・食事の時間が大きく変わるし、異動にならなくてもメンバー構成によって担当業務が増えたり変わったり、心身ともにストレスを感じていました。
やりきった感覚があった
退職する7〜8年前、達成感のある年がありました。
もう、この場所で、このタイミングで退職したいって思えるような、そんな1年でした。今でもあの時がピークだったなぁと思っています。
そのときは退職する勇気がなかったのですが、早期退職に向けて本格的に取り組むきっかけとなりました。
予想できる数年後
公務員を続けていれば、数年後についてある程度予想できます。
(給料についても、仕事内容についても、異動についても)
一緒に働いた上司の人たちはいい人が多かったけれど、いずれ同じようなポジションに自分が就くことには違和感を感じていました。
いろいろ重なってタイミングが来てしまった
異動してきた直属の上司との出会い
異動するたびにトラブルになっていると噂になっていた直属の上司。
私が特別に合わなかっただけかもしれないけれど、こんな上司を放っておく組織自体に問題があると思ってしまいました。
コロナ禍でマスク生活
コロナ禍の中で、仕事の日は1日中マスクをしていたせいか、午後にはめまいがしていました。
体調面ではその他にも、健康診断で指摘される項目が多くなり、不安を感じるようになっていました。
夫の退職
私が退職したいと夫に相談して数ヶ月、夫が一足先に退職しました。
夫婦だけど夫は夫
夫が退職したいと言ってきたとき、私は引き止めませんでした。
ずっと頑張ってくれていたし、我慢しているのもわかっていたし、辞めないでと夫に言うことは、私のために働いてくれと言うことと同じだと思えてしまったからです。
夫は夫、ひとりの人間として、彼の選択を尊重したいと思いました。

「一緒に平日に出かけられるな〜」と楽観的に考えました。
まだまだこれから
早期退職を目標にして準備はしてきていましたが、万全とはいえない状態で退職しました。
なので、まだまだ考えていかないといけないことがたくさんあります。
夫婦ふたりの退職が同じ時期になったのは想定外のことでしたが、これからの人生を、新しい自分を、自分自身の手で作っていける最高の機会だと思っています。